
はじめまして!
私、しんいちの社労士試験合格までをお伝えさせて頂きます。
ちなみにですが、大学卒業後約20年間何の資格も取得した事が
なくごく普通に社会人生活を送っていたおじさんです。全くの
知識0から約20年ぶりの勉強でした。(笑)
1年目 全くの知識0で勉強をはじめました
11月頃からはじめて8月本試験ですから約10か月間の勉強で試験結果がこちらになります。
知識0からでも約10か月間あれば本試験の問題を7割から8割まで正解する事は可能です。

簡単に説明すると合格には、選択式で総得点が24点以上、択一式で総得点が45点以上必要なところ
私の得点は、選択式で31点、択一式で55点という結果でした。おいおい一年目で合格しているじゃないかと思われる方もいるかも知れませんが各科目最低でも選択式では3点以上、択一式では4点以上(年度によりこの基準点が引き下がる事があります)取らなければいけません。
写真の成績通知書を見て頂ければわかりますが、選択式の「労務管理その他の労働に関する一般常識」が2点です……。これが社労士試験の恐ろしいところで、どんなに総合得点で良い点数を取ろうが、各科目で基準点を下回ると合格出来ないところにあります。しかも、選択式というのは各科目5問しか出題されません、5問中3問以上取らないと不合格です。
「フィリピン」と「ブラジル」今でも忘れません、選択式の問題は基本4択ですがこの二国に絞り込みました。後から分かった事ですが、この2択で合格か不合格かの分かれ道でした。まだ、勉強された事がない皆さんは、「フィリピン」?「ブラジル」??そんなの社労士試験で出て来るの?と思われる方もいると思いますが、「はい!!」実際に出て来ました!! ここは是非、過去問を経験されて、これがしんいちがハマった問題だと笑ってください。なので、どちらが正解だったかは過去問を勉強した方だけがわまります。(笑)
2年目 合格レベルの知識はもう大丈夫、あとは合格するだけ!!
もう、絶対に合格だ!!2年目の試験結果がこちらになります。

社労士試験は、8月に終わり11月の初旬に合格発表があります。はじめての本試験が終わり自己採点で選択式の「労一」が2点だとはわかっておりましたが、受験者の多くが間違えた科目は基準点が引き下がる事があります。俗にいう「救済」です。こんな言葉を覚えなくても良いのですが私自身、選択式でも択一式でも総得点は優に合格基準点を上回っておりましたので、うまく救済で基準点が引き下がればと祈りを込めて2か月ちょっとを過ごしてしまいました。結果、選択式では雇用保険法と健康保険法が2点に基準点が引き下がりましたが、私が祈っていた科目の労一は救済がありませんでした。
合格発表で合否がはっきりしたので、11月からまた少しづつ試験勉強を開始しました。
そして、2年目の結果が上記写真です。合格には、選択式で総得点が23点以上、択一式で総得点が45点以上になります。私の得点は、選択式で30点、択一式で57点という結果でした。やったね!やっと合格出来たね!と思って頂けたかも知れませんが……。こんどは、選択式の厚生年金法で2点を取ってしまいました。すみません、ここで絶望的なマークシートのミスをしてしまいました。1年目、2年目の本試験での失敗談はまたどこかで記事にしようと思います。自分の失敗談はお恥ずかしいですが皆さんの何かの足しになればと思います。
3年目 1年目2年目の失敗を踏まえて、やっと合格!!
いい加減に合格したい!!3年目の試験結果がこちらになります。

2年目の本試験でのイタイ失敗の後……。例年通り11月に合格発表がありましたが、その後すぐに勉強する事が出来ませんでした。結局、勉強を再開したのは5月のゴールデンウイーク明けでした。2度の試験ともに総得点は合格基準点を超えており、せっかく合格レベルまでは頑張ったのだからあと一回だけやってみようと思い重い腰が上がりました。実質、4か月もありませんでしたが1年目の様な必死さはなく、さらに2年目よりも勉強時間をわざわざ取ることも週末の土日ぐらいでした。ただやっぱり社労士試験はそんなに甘いモノではありません。良く忘却との戦いと言われますが膨大な範囲の知識を覚えては忘れての戦いです。勉強を再開すると今までの知識がかなりの部分抜け落ちており、ショックを受けることも度々でした。
それでも、私が合格出来たのは1年目、2年目の経験が生きたと思います。合格はしておりませんでしたが、一年目から合格レベルに達しているという自信だけはありましたので3年目には一度合格した試験をもう一度受けているという感覚で受ける事が出来ました。
何でもそうですが、一度経験したこと、例えばはじめて行く場所でも、行きと帰りの感覚はやっぱり帰り道の方が早く感じる人が多いと思います。行った事がない所に行く事ははじめての経験になりますが、帰り道でははじめての道ではなくなるからです。
ご縁あってこのサイトをご覧頂いた皆さんには、私が費やした3年間を少しでもご自分の経験だと思って頂いて合格というゴールに辿り着いた時に意外と早かったなと思って頂ける様になって頂ければと思います。
あと、最後に最後までご覧頂いた皆さんに、「フィリピン」が正解でした!!
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